続いてアンカー打設作業に入っていきます。
耐震壁増設工事においてアンカー打ちはメイン作業となりますので工程管理も大変です。
まずは柱梁のアンカー打設箇所に@200でマーキングしていきます。次に鉄筋探査機を使用してアンカー打設箇所に鉄筋が通っていないか確認します。問題がなければマーキング位置にアンカーを打設しますが、鉄筋に干渉するようであればアンカー打設位置を多少変更する場合もあります。
さてさて今回はD22のL440+8daのナット付き異形棒鋼を使用します。耐震工事だけあってアンカー筋がごついですねえ。ちなみにD22は異形棒鋼の径をL440+8daは異形棒鋼の長さを表します。また440は新設耐震壁への定着長さを、8da(8×22)=176は既設柱梁への埋込み長さを表しています。
前置きが長くなりましたがやっとこさアンカー打設です。
下記、ケミカルアンカー打設の流れになります。
穿孔→吸じん→穿孔深さ確認→ブラシがけ→吸じん→アンカー筋マーキング→カプセル挿入→埋込み→硬化養生となります。
アンカー1本打つのにこんだけの工程が、、、大変ですねえ。
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