某小学校のBG(バスケットゴール)落下防止措置の一例です。
下記、主な使用材料となります。
ワイヤロープφ6
ワイヤークリップ
ボルトアンカーM12
アイナットM12
BGの荷重に安全率5以上を設定して上記使用材料を選定(破断荷重・引張り荷重等検討)しています。
施工手順は以下となります。
1_アンカー打設計(ボルトアンカーM12)(写真上2,3)
2_アイナット締付け(写真上4)
3_ワイヤークリップ締付け(写真上5)
4_BG落下防止措置完了(写真上6)
まあ簡略して説明しますと地震時にBG取付け金物の破損等があってもワイヤー施工によりBGが落下しないようにするための工事です。
施工時特に注意すべき点はワイヤークリップを各4箇所留めるのですが、全て締付けが完了してもナットの弛みが出ることが多々ありますので3〜4往復くらい順に締付ける必要があります。かといって締付けすぎるとワイヤロープの強度が低下してしまうので難しいところです。締付けトルク値は4.6Nで設定しています。(クリップ6mmの場合)
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